全国のラーメン店と一線を画すのが、サイドメニューである「めし(ライス)」と「生卵」の位置づけです。地元徳島の常連客が実践している、旨味を極限まで引き出す食べ方の作法をご紹介します。
ステップ1:着丼直後はスープと麺をそのまま味わう
丼が運ばれてきたら、まずは生卵を崩さず、レンゲでスープをひと口。豚骨醤油のコクと豚バラの脂が溶け込んだ輪郭のある旨味を確かめます。続いてストレート麺を啜り、麺本来のコシと小麦の香りを感じてください。
ステップ2:甘辛豚バラ肉を白米へバウンドさせる
しっかりと甘辛く煮込まれた豚バラ肉を箸で持ち上げ、熱々の白米の上へワンバウンドさせます。タレと脂が適度にしみ込んだご飯を肉で巻くようにして口へ運ぶと、濃厚な旨味が炸裂します。添えられた黄色いたくあんが良い口直しになります。
ステップ3:生卵を絡めて味変を楽しむ
食べ進めたところで、中央に鎮座する生卵の黄身を崩します。ここで食べ方は2派に分かれます。 ひとつは、「丼の中で麺とスープ全体に黄身を馴染ませ、まろやかさを楽しむスタイル」。もうひとつは、「あえてスープに溶かさず、すき焼きのように小鉢等で溶いた生卵に肉や麺を潜らせて食べるスタイル」です。スープ本来の熱さとキレを最後まで維持したい場合は、生卵を別皿でもらい、すき焼き風にディップする手法が通の間で高く評価されています。