「アイコスはタールフリーだから汚れない」という認識は、正確ではありません。フィリップ モリス インターナショナル(PMI)をはじめとするメーカー公式のデータを見ても、有害性成分が紙巻きタバコに比べて約90〜95%低減されていると発表されていますが、タールや着色成分が完全に「0%(ゼロ)」になったわけではありません。
アイコスを吸った際に発生する「蒸気(エアロゾル)」には、タバコ葉由来の微量なタール、ニコチン、そして蒸気を発生させるための植物性グリセリン(プロピレングリコール等)が含まれています。このエアロゾルが空気中に放出され、壁紙や家具、あるいは歯の表面に付着すると、グリセリンの粘着性によって微量のタールや空気中のホコリを巻き込み、時間とともに酸化して黄色や茶色の着色汚れへと変化します。
紙巻きタバコのような濃い茶褐色のタール汚れに比べると進行スピードは緩やかですが、同じ部屋で長期間喫煙を続ければ、確実に目に見えるレベルの黄ばみとして蓄積していきます。