解約にあたって最も多くの利用者が不安を抱くのが、「高額な違約金や工事費を請求されるのではないか」という金銭面のリスクです。結論から言えば、古くからある従来型のアナログ固定電話(加入電話・加入電話・ライト)には、携帯電話のような2年縛りや定期契約の概念が存在しないため、NTT固定電話 解約金(違約金)は0円です。
ただし、光回線を利用した「ひかり電話」を契約している場合や、プロバイダ料金と一体化した長期割引パックに加入している場合は事情が異なります。たとえば、ひかり電話の月額基本料金を割り引くプランや「にねん割」等の適用期間中に光回線ごと解約すると、契約更新月以外では所定の解約金(数千円程度)が発生するケースがあります。
また、宅内に引き込まれた電話線や光ファイバーケーブルの撤去工事費用 有無についても正しい知識が求められます。原則として、電柱から建物内への引き込み線や宅内モジュラージャックの配線は、解約後もそのまま残置することが認められており、残置を選択した場合は撤去費用は一切かかりません(0円)。ただし、賃貸物件の原状回復義務によって大家や管理会社から完全撤去を求められた場合や、建物の解体工事に伴う撤去工事が必要な場合は、屋外作業員派遣費用として工事費が発生する場合があります。
解約月の利用料金についても確認が必要です。固定電話の基本料金は、月の途中で解約した場合であっても最終月 日割り計算が適用されます。月半ばの15日に解約すれば、15日分までの基本料金とそれまでの通話料のみが請求対象です。ただし、NTTファイナンスからの請求時期は利用月の翌月あるいは翌々月となるため、「解約したはずなのに口座から引き落とされた」と慌てることのないよう、通帳記帳やWeb明細のスケジュールを把握しておくことが肝要です。