今回の小学生行方不明事件を整理すると、警察への通報に至るまでの数時間に極めて不自然な「空白の時間」が存在することが浮き彫りになる。当初の説明では、下校後に自宅前で遊んでいた児童の姿が突然見当たらなくなったとされていたが、通報までに数時間ものタイムラグが生じていた。
現場周辺の防犯カメラには、児童が帰宅したとされる時間帯の前後に、不審な車両や人物が立ち去る姿は捉えられていなかった。通学路沿いに点在する防犯ネットワークの死角を突くような動きがあったのか、あるいはそもそも児童は自宅の外へ出ていなかったのか。捜査本部はあらゆる仮説を排除せず、空白の時間に何が起きていたのかを分単位で再構築している。