かつてサイゼリヤは、ホテル併設のバイキング形式だけでなく、一般の市街地店舗において「400円前後のモーニングセット」をテスト販売していた時期がありました。東京都足立区の「梅島駅前店」など数店舗で行われていたこの取り組みは、ファミレスファンの間で大きな話題を呼びました。
当時のモーニングセットは、トーストや目玉焼き、ドリンクバーがセットになった価格破壊的な内容でしたが、現在はサイゼリヤ モーニング 終了 店舗として通常通りの昼前オープンに戻っています。
外食産業のオペレーション分析によれば、サイゼリヤが全店規模でのモーニング展開を見送っている背景には、同社の徹底したコスト構造と生産性管理があります。サイゼリヤは「仕込みの簡素化」「ランチからディナーにかけての高い客席回転率」「低価格の維持」を強みとしています。早朝帯の営業は、ワンオペレーションやシフト管理の負担増、光熱費・人件費の上昇を招きやすく、低価格戦略を揺るがしかねないため、ホテル側の宿泊需要と合致する特殊立地のみに限定しているのが実態です。