彼女の専門性は一朝一夕に身についたものではない。国際基督教大学(ICU)教養学部芸術・科学学科で美術・文化財研究を専攻し、学芸員資格を取得。さらに英エディンバラ大学への留学やレスター大学大学院での博物館学・美術史学の修士課程修了など、理論と実践の両面で研鑽を積んできた強固な土台がある。
東京大学総合研究博物館での特任研究員としての勤務経験も、現在のNYでの活動を支える確かな礎だ。皇族という枠組みに甘んじることなく、自らの意志で選び取った学問の道筋。海外のアートコミュニティが彼女を歓迎したのは、その血統ではなく、紛れもなく彼女自身が培ってきた専門的知見の深さゆえである。