インターネット上にはびこる民間療法の中には、端末の寿命を一瞬で縮める危険な罠が数多く潜んでいます。現場のエンジニアが警告する「絶対にやってはいけない行為」の代表例を整理します。
筆頭に挙げられるのがドライヤーの使用です。iPhone水没ドライヤーNG理由として、温風を当てると内部の精密基板やバッテリーが熱破損を起こすだけでなく、本体内部の防水パッキンや接着シールが熱で軟化・変形し、水密性が完全に失われる点が挙げられます。また、冷風であっても強い風圧によって開口部の水滴が内部の未浸水エリアへと押し込まれるため、極めて危険です。
同様に、昔からネット上で語り継がれている「生米を入れた袋に端末を入れて放置する」という手法も現代のスマートフォンでは非推奨とされています。米の微小なデンプン粉末やぬかが充電ポートやマイク穴に侵入し、水分を吸って固着することで端子の接触不良やショートを二次的に引き起こすリスクがApple公式からも明記されています。
また、2026年最新iPhone防水性能に対する過信も禁物です。近年のフラッグシップ機は最高等級である「IP68」規格(水深6メートルで最大30分間など)を備えていますが、この試験はあくまで常温の真水・静水状態で行われた実験室データに過ぎません。経年劣化や落下衝撃の蓄積によって防水パッキンは徐々に痩せていきます。特に入浴時の熱い湯気や石鹸水、海水、プールの塩素水はパッキンを侵食しやすいため、防水仕様であっても浸水事故は日常的に発生しています。