イチロー氏が現役引退を正式に表明したのは、2019年3月21日のことです。1973年10月22日生まれのイチロー氏は、当時満45歳(45歳4カ月)でした。日本のプロ野球界(オリックス・ブルーウェーブ)で9年間、メジャーリーグ(MLB)で19年間にわたりトッププロとして戦い続け、日米通算28シーズンという極めて長い現役生活に終止符を打ちました。
45歳という年齢は、過酷な移動と年間162試合の過密日程をこなす過酷なMLBにおいて、野手としては歴代屈指の高齢記録です。日頃の徹底したコンディション管理、故障を未然に防ぐ独自のトレーニング理論があったからこそ到達できた領域であり、45歳までメジャー契約を維持し続けたこと自体が球史に残る快挙でした。