1990年代後半、彼女が脚光を浴びた最大の引き金は一連のテレビCMだった。水着姿で弾けるような笑顔を見せる従来のアイドル像とは一線を画し、木漏れ日のような柔らかい光を纏ったスタイルが話題を呼ぶ。これが後に「癒やし系グラビア」と称され、一大トレンドとして社会現象へと発展していく。
撮影現場のスタッフからは「レンズを向けた瞬間に場の空気が和らぐ」と絶賛の声が絶えなかったという。奇抜な演出に頼らず、ありのままの表情やふとした視線の揺らぎで魅せる表現力。過密なスケジュールの中でも失われない自然体の魅力が、日本中の視聴者を惹きつけた。