かつて社会現象を巻き起こしたAKB48選抜総選挙。ファンの熱量と資金が直接順位に反映されるあの巨大イベントは、日本のアイドル産業におけるビジネスモデルを根本から変えた。現在、その熱狂の遺伝子はSHOWROOMなどのライブ配信プラットフォームへと形を変えて受け継がれている。
画面の向こうにいるメンバーへ直接ギフトを贈り、コメントでコミュニケーションを取る日常的な双方向性。選抜総選挙のような年1回のお祭り騒ぎから、365日持続するパーソナルな絆の構築へ。ファン経済の仕組みが高度に洗練されたことで、メンバー個々のセルフプロデュース能力とタフな人間力がこれまで以上に問われる時代となった。