フォロワーとの距離感の保ち方にも、独特の流儀が存在する。SNSという過密な言論空間において、多くのクリエイターが「好感度」を気にするあまり個性を薄めてしまう中、一貫して自分の言葉で語ることを選んできた。飾らないストレートな発言や、時には自身の弱さや葛藤を垣間見せる姿勢が、視聴者に強い親近感とリアリティを与える。
「自分が本当に良いと思ったものしか勧めない」という筋の通ったポリシーは、現代のデジタルマーケティングにおいても強力な説得力を持つ。企業のPR案件であっても、自らの世界観に完璧にフィットさせた形で届けるため、受け手側も違和感なくエンターテインメントとして楽しむことができるのだ。この高度なセルフブランディングこそ、長年にわたり一線で活躍し続けられる原動力と言える。