取材班は、行方不明児童(小学5年生)が最後に確認された地点の周辺を徹底的に歩き、独自の検証を行った。これまで公表されていた通常の通学ルートから約200メートル外れた細い裏路地。そこには、周辺の民間施設が設置していたカメラに捉えられた未公開の映像データが存在していた。
映像には、午後4時15分過ぎ、児童が時折振り返るような仕草を見せながら歩調を速める姿が記録されていた。そのわずか3分後、主要通りに設置された防犯カメラのフレームから姿が完全に消えている。警察の合同捜査本部もこの空白の3分間に着目。民間施設や住宅に設置された防犯カメラのデータ回収を急ピッチで進めている。現場関係者によると、直前に通過した不審車両の特定に向けた解析作業も大詰めを迎えているという。