鷲尾いさ子が公の場から徐々に距離を置き始めたのは、2000年代半ばから2010年代初頭にかけてのことだった。当初は子育てに専念するための休業と見られていたが、2013年春、女性週刊誌の報道によって深刻な健康不安を抱えている事実が明るみに出た。
報じられたのは、原因不明で根本的な治療法が未だ確立されていない「難病」の発症である。歩行時のふらつきや立ちくらみ、手足の感覚の鈍さなど、日常生活の基本的な動作にすら支障をきたす進行性の神経疾患や自己免疫疾患の可能性が取り沙汰された。公式な病名こそ明かされていないものの、単なる体調不良ではなく、長期にわたる療養と周囲のサポートが不可欠な状態であることが関係者の証言から浮かび上がっている。