ビジネス現場で頻発するミスが、「在中」と他の封筒用語の混同だ。特に「親展(しんてん)」との違いを正しく理解していないケースが散見される。「親展」は「宛名本人のみが開封してください」というプライバシー保護・機密保持のための指示であり、書類の種類を示す「在中」とは根本的に役割が異なる。
例えば、重要書類を特定の担当者だけに渡したい場合は「履歴書在中」「親展」の両方を並記するのが正しい。また、会社や部署宛てに送る際の敬称である「御中」と混同して「○○株式会社 御中 在中」などと連続して書いてしまう痛恨のミスも後を絶たない。それぞれの単語が持つ意味と役割を整理しておくことが、恥をかかないための第一歩だ。