Q1:タコや魚の目は放っておけば自然に消えることはありますか?
A1:外的な摩擦や集中的な圧力が加わり続けている限り、自然に消失することはありません。皮膚のターンオーバーによって一時的に表面が削れても、真皮へ食い込んだ魚の目の芯や肥厚したタコは深部に留まり続けます。靴の見直しやクッション材による免荷を行わない限り、徐々に悪化して痛みを増大させるのが一般的です。
Q2:魚の目の芯はピンセットや毛抜きで無理やり引っこ抜いても問題ないですか?
A2:極めて危険であるため絶対に推奨されません。角質核の先端は真皮層の毛細血管や神経線維のすぐ近傍まで達しています。無理に引き抜こうとすると組織を激しく引き裂き、出血や重度の細菌感染を引き起こします。サリチル酸等で十分に白濁軟化していない硬い状態での牽引は、創傷を深めるだけです。
Q3:子供の足の裏に魚の目のような硬いものができました。大人と同じ処置で大丈夫ですか?
A3:子どもの足裏にできる硬いしこりの9割以上は、魚の目ではなく「ウイルス性イボ(尋常性疣贅)」です。骨格が柔軟で体重の軽い成長期の子どもに、芯を持つ典型的な魚の目ができるケースは臨床上極めて稀です。市販の魚の目パッチを貼ると患部がふやけてウイルスが急速拡大するため、自己判断せず速やかに小児皮膚科を受診させてください。