ネット上の情報検索では、過去の先入観に基づいた誤解が散見されます。読者が正しい判断を下すために、現場の取材から見えた「3つの誤解」を検証します。
第1の誤解は、「付属校なので学力競争がなく、ぬるま湯の環境ではないか」という懸念です。前述の通り、実際の生徒の大多数は一般選抜や総合型選抜を通じて外部の難関大学へと巣立っていきます。校内では定期試験ごとの習熟度別フォローや長期休暇中の特講が活発に行われており、学習意欲の高い集団の中で切磋琢磨する環境が整っています。
第2の誤解は、「渋谷という立地ゆえに生徒が派手で遊んでしまうのではないか」という点です。学校側の生活指導は極めて手厚く、登下校時の寄り道は原則禁止されており、スマートフォンの校内取り扱いに関するルールも厳格に運用されています。生徒たちは渋谷の繁華街側ではなく、学校が指定する安全な通学ルートを利用しており、規律正しい生活態度が徹底されています。
第3の誤解は、「昔ながらの良妻賢母教育で、女性の社会進出に消極的ではないか」というステレオタイプです。創立者・下田歌子が掲げた「自立自営」の精神は、現代では「女性が自らの足で社会を生き抜くキャリア教育」へと完全にアップデートされています。科学技術分野における探究学習やグローバルリーダーシッププログラムなど、次世代の社会でリーダーシップを発揮する女性を育成するカリキュラムが充実しています。