ダニエル・K・イノウエ国際空港(HNL)の施設を理解するには、まずその複雑なターミナル構造を把握することが不可欠だ。空港は大きく分けて「国際線エリア」「国内線エリア(各航空会社専用ゲート)」「島間(インタアイランド)エリア」の三つに機能分類される。
日本からの旅行者が最初に降り立つのは国際線到着エリア(Overseas Terminal)だ。入国審査・税関エリアを抜けると、バゲージクレームを経て到着ロビーへ。このフロー自体は他の国際空港と同様だが、HNLで特筆すべきは島間移動の際の「再チェックイン」の手間にある。日本からホノルルに到着後、マウイ島やビッグアイランド(ハワイ島)へ乗り継ぐ場合は、原則として一度荷物を受け取り、島間エリアへ移動して再搭乗手続きを行う必要がある(一部の航空会社では通しチェックイン対応)。
免税店・ショッピングについては、国際線出発エリアの「メインターミナル(ゲート区域)」内に複数のショップが並ぶ。ハワイらしいマカダミアナッツ商品やコナコーヒー、地元ブランドのアパレルなど、ホノルル市内と遜色ない品揃えが特徴だ。ただし、2026年現在も一部エリアで改装工事が続いており、施設の配置変更が生じている場合がある。出発前に空港の公式ウェブサイトで最新の店舗情報を確認することを強く推奨する。
航空会社系ラウンジとしては、ユナイテッド航空のClub(クラブ)ラウンジやJAL サクララウンジ(国際線出発エリア)が利用可能。クレジットカード付帯のプライオリティパスでアクセスできるプレステージラウンジも複数存在する。混雑ピーク時(日本線の出発集中時間帯である午後〜夜)は席の確保が難しくなるため、早めの空港入りが賢明だ。