ファンを最も驚かせたトピックの一つが、放送開始からちょうど10年を迎えた2023年秋、『王様戦隊キングオージャー』第32話・第33話における桐生ダイゴ役でのサプライズ出演です。通常、ブレイクして第一線の売れっ子となった俳優が特撮のTV本編に再登場することは、スケジュール面や事務所の戦略上の理由から非常に困難とされています。
この再登場が実現した最大の理由は、竜星涼本人の「10年という節目を支えてくれたファンに恩返しがしたい」という強い意思にありました。当時、日曜劇場『VIVANT』などのビッグプロジェクトへの出演で過密スケジュールの中、制作陣からの「10周年コラボレーションをやりたい」という打診に対し、関係各所が情熱を持ってスケジュール調整を敢行したのです。
劇中では、10年分の年齢を重ねてより深みを増した「キング」として登場。当時の変身ポーズや決め台詞を完璧に再現し、現行戦隊のキャストたちを圧倒するオーラを放ちました。単なるファンサービスにとどまらず、物語の核心に深く関わる重要なキーパーソンとして描かれた構成は、特撮ファンから絶賛を浴びることとなりました。