一里は何キロ?約3.9Kmの理由と徒歩時間・中国との違いを徹底解説

一里は何キロ?約3.9Kmの理由と徒歩時間・中国との違いを徹底解説

一里は何キロ?約3.9Kmの理由と徒歩時間・中国との違いを徹底解説とは一体何なのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

日本の尺貫法における距離単位の基本構造は、極めて論理的な階層関係で設計されています。現代の計量記念日等で参照される計量法関係資料や国立国会図書館所蔵の度量衡史料によると、1里の定義は以下の数式によって厳密に規定されています。

【一里の構造とメートル換算式】
・1里 = 36町(ちょう)
・1町 = 60間(けん)
・1間 = 6尺(しゃく)
・1尺 = 10/33メートル(約0.30303m)

これらを掛け合わせると、1里は「36 × 60 × 6 = 2,160間」となり、尺に換算すると「2,160 × 6 = 12,960尺」となります。この12,960尺に「10/33メートル」を乗算すると、計算式は以下の通りになります。

12,960 × (10 ÷ 33) = 129,600 ÷ 33 ≒ 3,927.2727...メートル(約3.927km)

なぜこのような複雑な端数が生じたのかというと、明治24年(1891年)の度量衡法制定時に、古来の「1尺」を国際メートル原器に合わせて「10/33メートル」と固定化したためです。それ以前の江戸時代においては、大工道具として使われていた曲尺(かねじゃく)を基準としつつ、街道の整備や税制管理の便宜上「36町を1里とする」という統一規格が徹底されていました。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。