五十肩の治し方!ガッテン流アイロン体操と夜間痛を防ぐ最新リハビリ法

五十肩の治し方!ガッテン流アイロン体操と夜間痛を防ぐ最新リハビリ法

五十肩の治し方!ガッテン流アイロン体操と夜間痛を防ぐ最新リハビリ法の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

「日中の不自由さよりも、毎晩のように肩をナイフで刺されたような痛みで叩き起こされるのが一番精神的に堪える」――SNSや医療相談プラットフォームには、五十肩特有の「夜間痛」に対する切痛な叫びが無数に投稿されています。睡眠不足が何週間も続くことで自律神経が乱れ、抑うつ状態に陥る患者も少なくありません。

なぜ横になると痛みが激化するのでしょうか。その理由は解剖学的な骨の配置にあります。仰向けに寝ると、重力によって上腕骨(腕の骨)が背中側へと落ち込みます。すると、炎症を起こして縮み上がっている関節包の前方や「烏口上腕靭帯(うこうじょうわんじんたい)」がピンと張りつめ、関節の内圧が急上昇して神経を刺激するのです。さらに、横向きで痛む肩を下にして寝てしまえば、直接圧迫が加わり耐えがたい激痛が走ります。

この夜間痛を劇的に緩和する手段として理学療法士が指導しているのが、「クッションやバスタオルを用いたポジショニング」です。

【夜間痛を防ぐ睡眠フォームの作り方】
1. 仰向けの場合:痛む側の肘から手首の下に、折りたたんだバスタオルや小さめのクッションを差し込みます。肘がベッドのマット面より数センチ高くなるように浮かせ、お腹の上に手を置くような「やや前傾させた姿勢」を保ちます。これだけで上腕骨の後方脱落が防がれ、関節の緊張が劇的に緩みます。
2. 横向きの場合:必ず痛む側の肩を「上」にして横になります。そして抱き枕や厚手のクッションを胸の前に抱え込み、痛む腕をそのクッションの上に乗せます。腕の重みで肩関節がねじれるのを完全に防ぐことができます。

就寝時のちょっとした工夫を取り入れるだけで、睡眠時の覚醒回数が大幅に減少し、損傷した組織の修復スピードを高めることができます。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。