ネット上やメディアで度々取り沙汰される「尾田栄一郎の総資産500億円超説」。この莫大な数字は単なる誇張なのか、それとも実態に即したものなのでしょうか。業界関係者の証言や決算資料をベースに試算すると、この尾田栄一郎の資産推定額は極めて現実味のある水準であることが浮かび上がってきます。
連載開始の1997年から四半世紀以上にわたりトップを走り続ける尾田氏の生涯獲得賞金ならぬ「生涯総収入」は、累計で1,000億円近くに達していると推計されます。日本の現行税制において個人所得税の最高税率は住民税と合わせて約55%に達するため、単純計算では半分以上が納税される構造です。
しかし、トップクリエイターの多くは個人事務所等の法人を設立して資産管理と節税対策を行っています。不動産取得、版権管理会社の運用、適切な資産運用を考慮すると、内部留保および個人保有分を合わせた実質的な総資産は500億〜650億円前後に着地すると見るのが、経済メディアおよび税務専門家の極めて現実的な見立てです。