「言葉の警察」が監視する2026年の日本。なぜ私たちは他人の小さなミスを許せなくなったのか?

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かつてTwitterと呼ばれたXや、Threadsなどの分散型SNSが生活に深く根ざした現在、タイムラインは常に誰かの「失言」を探す目で満ちている。発信者の意図や文脈は無視され、たった一行の表現の誤りや、不適切な単語の選択だけが切り取られて拡散していく。

これはもはや建設的な議論ではない。単なる「言葉狩り」であり、標的を見つけて集団で叩くゲームと化している。一度目を付けられれば、過去の発言まで掘り起こされ、社会的な立場を追われる「キャンセルカルチャー」へと発展することも珍しくない。誰もが発信者になれる時代だからこそ、誰もが被害者であり加害者になり得るのだ。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。