キャラクターの評価を決めるのは、もはや本編の活躍だけではない。TikTokやX(旧Twitter)で数百万回再生される切り抜き動画やファンアートが、人気を決定づける主戦場となっている。
ここで爆発的な人気を得るのが、普段はクールで冷徹に見えるキャラクターが、ふとした瞬間によろめいたり、私生活でだらしない一面を見せたりする「ギャップ」だ。このギャップが消費者の創作意欲を刺激し、二次創作を通じてキャラクターの魅力が何倍にも膨れ上がっていく。計算された完璧さよりも、突っ込みどころのある不完全さの方が、今の時代には強い拡散力を持つ。