シングルマザーとして再出発を切った小倉に、再び春が訪れたのは2018年12月のことだった。共通の知人を介して知り合った40代の歯科医師との再婚を発表。歯科医療界で都内に複数のクリニックを運営するエリートとの結びつきは、傷ついた彼女に訪れた「完璧な再起」として世間から温かく迎え入れられた。
しかし、幸福な時間はあまりにも短かった。再婚からわずか1年後の2019年末、第3子を妊娠していた最中に夫が突如として家を出る。別居の事実が発覚したのは2020年春のことだった。
すれ違いの背景には、一般人である歯科医夫が望んだ「芸能界を引退し、家庭に専念してほしい」という要望と、自立したプロとして仕事を続けたい小倉との根本的な価値観の乖離があった。夫側が弁護士を通じて離婚と子どもの認知辞退を求めているという報道まで飛び交い、芸能ニュースは連日この異例の事態をトップで扱い続けた。臨月を迎えても夫が戻ることはなく、彼女はひとりで第3子を出産。約2年半に及ぶ話し合いと調停の末、2022年7月に2度目の離婚届が提出された。