満島ひかりの結婚歴を語る上で欠かせないのが、映画監督の石井裕也との関係です。二人は2010年公開の主演映画『川の底からこんにちは』で監督と主演女優として出会い、約1年の交際期間を経て、2010年10月25日に婚姻届を提出しました。当時、満島ひかりは24歳、石井監督は27歳という若さでのゴールインでした。
若き才能同士の結婚として大きな話題を呼びましたが、結婚生活は約5年でピリオドを迎えます。2016年1月に離婚が成立し、同年5月に所属事務所を通じて正式に公表されました。当時の報道資料や関係者の証言によると、二人の間に子供は誕生していませんでした。
離婚に至った背景について、当時の所属事務所は「生活観や結婚観の違い」とコメントしています。映画関係者が明かした証言によると、満島ひかりは役柄に憑依するように深く没入するタイプの女優であり、石井監督もまた作品づくりに全霊を注ぎ込むクリエイターでした。互いに表現者としての強い自負と妥協を許さないプロ意識を持っていたからこそ、家庭内においてお互いのペースをすり合わせることが次第に難しくなっていったと伝えられています。
二人の間に子供ができなかったことについて、一部では不仲説なども囁かれましたが、不妊や不仲が直接の引き金というよりは、20代中盤から後半というキャリアの最重要期において、双方が表現活動へ全力投球していた時期だったことが自然な要因と見られています。