Q1:製品に「Made in PRC」と記載されていましたが、偽物や模倣品でしょうか?
A1:PRCという表記自体が偽物を意味するわけではありません。中華人民共和国の正式名称「People's Republic of China」の頭文字を取った国際規格(ISO)の略称であり、大手ブランドや正規メーカーの正規品でも普通に採用されています。ただし、ブランド品の場合はタグの縫製やロゴの精度、購入経路の正規性を総合的に確認する必要があります。
Q2:なぜ「CHINA」と素直に書かず、わざわざ「PRC」と書くのですか?
A2:主な理由は消費者の購買心理への配慮です。過去の経緯から「中国製=安物・低品質」というネガティブなイメージを持つ消費者が一定数存在するため、「PRC」と表記して視覚的な先入観を緩和し、買い控えを防ぐマーケティング戦略として用いられています。
Q3:台湾製(ROC)と中国製(PRC)はどう見分ければいいですか?
A3:真ん中の文字が「O」か「R」かで識別できます。「ROC」は台湾(中華民国:Republic of China)を指し、「PRC」は中国本土(中華人民共和国:People's Republic of China)を指します。台湾製の場合は通常「Made in TAIWAN」と記載されるケースが一般的ですが、部品単位では「ROC」と刻印されることもあります。
Q4:PRC表記の商品は日本の法律に違反していないのですか?
A4:国際規格の国名コードに基づいているため、表記そのものが直ちに違法となるわけではありません。ただし、日本の景品表示法では一般消費者が原産国を容易に理解できることが求められており、商品のパッケージや下げ札のどこかに「原産国:中国」などの日本語が明記されている必要があります。日本語の併記が一切ない場合は、不当表示として行政指導の対象になり得ます。