テレビの前に座る人が減ったと言われて久しい。しかし、彼女たちの影響力はむしろ増している。InstagramやTikTokを開けば、番組の裏側や私服姿、地元グルメを紹介するリール動画が数十万回再生されるのは日常茶飯事だ。画面の向こう側の「遠い存在」だったアナウンサーが、手のひらの上の「身近なインフルエンサー」へとシフトしている。
単なる自己アピールではない。彼女たちが紹介した静岡市内の小さなカフェに行列ができ、沼津の干物店に全国から注文が殺到する。メディアの力を地域経済へ直接還元するパイプラインとして、その発信力はもはや無視できないレベルに達している。