保護者が陥りやすい最大の落とし穴が、「大人用ベッドガードを取り付けているから安全」という思い込みです。消費者庁は、生後18ヶ月未満の乳幼児に対して大人用ベッドガードを使用しないよう、度重なる強い警告を発しています。
実際に、マットレスとベッドガードの隙間に赤ちゃんの頭部や体が挟まり、自力で脱出できずに窒息死に至る重大事故が複数件発生しています。市販のベッドガード対策は一見すると転落防止の万能策に見えますが、寝返りやハイハイを始めた月齢の赤ちゃんにとっては、新たな挟まり・窒息トラップとなり得る事実を直視しなければなりません。
また、「寝返りをまだ打てない生後2〜3ヶ月だから落ちるはずがない」という油断も禁物です。乳幼児は手足をバタつかせる反動(キッキング)だけで、数分の間に数十センチ移動します。「少しの間だけだから」と大人用ベッドの中央に寝かせて離れた結果生じる赤ちゃんベッド転落事故は、後を絶ちません。