船上で最も時間を浪費するのが、ネクタイがフックやリーダーに絡みつくトラブル(いわゆる「エビ」状態)です。仕掛けを回収してネクタイがフックに巻き付いていた場合、その1流し(数分間)は完全に無駄になっていたことを意味します。
タイラバ ネクタイ 絡まない方法の物理的アプローチ
ネクタイが絡む主原因は「フォール中のヘッドとネクタイの速度差」と「水流によるフックの暴れ」です。現場検証から導き出されたトラブル防止策は以下の3点です。
- アシストラインのコシを強化する:フッ素芯入り(コア入り)のPEアシストラインを使用することで、ラインが折れ曲がってネクタイに巻き付く現象を物理的に遮断します。
- フックの段差セッティング:2本フックの長さを約1.5cm〜2cmズラす段差仕様にすることで、ネクタイが2つの針の間に挟まりにくくなります。
- ネクタイの付け根をタイトに固定:タイラバ ストッパー 使い方において、ゴム管の締め込みが緩いとネクタイの根元が遊び、水圧でフック側へ回り込みます。根元をしっかり固定し、後方へ向かって直進性を出すことが肝要です。
タイラバ ネクタイ 2本付け コツと波動の相乗効果
強烈なアピール力を持つ「2本付け」ですが、適当に2枚重ねて装着すると、水流で2本が吸着し合って1本の太いラバーのようになり、本来の細かい動きが消滅してしまいます。
2本付けを成功させる決定的なコツは、「異なる厚み・長さのネクタイを組み合わせる」または「スリットの取り付け角度をわずかにズラして干渉を防ぐ」ことです。例えば、「強波動のワイドカーリー」と「微波動のストレート」を組み合わせると、カーリーが水流を撹乱しつつストレートがピリピリと追従し、追尾した真鯛に違和感を与えずにバイトへと持ち込むことができます。