カフェラテの豊かな口当たりを支えているのが、エスプレッソマシンのスチームノズルで作る「スチームミルク」と「フォームミルク」です。蒸気熱で温めながら攪拌されたミルクは、液状のスチームミルクと、微細な空気を含んだ泡状のフォームミルクに分かれます。
カフェラテは、液状のスチームミルクを主体に注ぎ、表面にわずかなフォームミルクの層(厚さ数ミリ程度)を作ります。このきめ細やかな質感(マイクロフォーム)がエスプレッソのクレマ(液面のクリーミーな泡)と混ざり合うことで、ベルベットのような滑らかな舌触りと独特の甘みを生み出します。
一方のカフェオレは、泡立てをほとんど行わず、手鍋や電子レンジで温めた牛乳をそのまま注ぐのが基本です。気泡が含まれないため、ドリップコーヒーのクリアな味わいを損なわず、さらりとした飲み心地になります。
似ているようで違う!カプチーノやフラットホワイトとの関係
エスプレッソベースのドリンクには、ミルクの泡立て具合や比率によっていくつかの派生形があります。
- カプチーノ:「エスプレッソ 1:スチームミルク 1:フォームミルク 1」の比率。ふわふわの厚い泡が特徴。
- フラットホワイト:オーストラリア・ニュージーランド発祥。エスプレッソの比率を高め、フォームの層をごく薄く仕上げた、より濃厚なコーヒー感を味わうスタイル。