乃木坂46の歴史において、メンバーがソロ写真集で水着グラビアを披露することは一つの登竜門でした。その中でも、2017年1月に発売された齋藤飛鳥のファースト写真集『潮騒』(幻冬舎)は、業界内外に大きな衝撃を与えました。
当時18歳だった彼女は、北海道や沖縄(石垣島)の澄み切った海を舞台に、自然体で透明感あふれるビキニ姿を披露しました。それまでグループ内では「毒舌キャラ」や「妹ポジション」として認知されていた彼女が、水着解禁の理由について当時のインタビューで語ったのは「作品の世界観に必要な自然な表現の一部」という静かな覚悟でした。作為的な露出や過度なセクシーさを排し、文学的な情緒を漂わせる水着カットは、多くの読者を唸らせました。
年月が経過した今もなお彼女の水着姿が話題に上る背景には、以降の活動でグラビア露出が極めて少なくなったことによる「プレミア感」があります。限られた時期にしか見られなかった奇跡的な瞬間として、ファンの記憶に深く刻まれているのです。