どれほど優れたスーパーフードであっても、偏った過剰摂取は禁物です。とろろ昆布で最も警戒すべきは、ヨウ素(ヨード)の過剰摂取による甲状腺リスクです。海藻類全般に含まれるヨウ素は甲状腺ホルモンの原料となる必須ミネラルですが、連日過剰に取り続けると甲状腺機能低下症や甲状腺腫などの障害を引き起こす危険性があります。
「健康に良いから」と毎食山盛りで食べたり、スープに大量に投入し続けたりすると、とろろ昆布の食べ過ぎによる副作用として倦怠感、無気力、肌の乾燥、体重増加といった甲状腺の不調シグナルが現れることがあります。厚生労働省の食事摂取基準を考慮すると、とろろ昆布の1日の摂取量目安は「約5g〜10g」(軽くひとつまみ〜ふたつまみ程度)が理想的です。日々の食卓に彩りを添える適量を守ることが、安全に恩恵を享受するための絶対条件です。