AGA治療を始めると必ずEDになるという言説は医学的に明確な誤りです。代表的な治療薬であるプロペシア(フィナステリド)の国内臨床試験データによると、勃起不全の発症確率は約0.7%、性欲減退を含めても数%程度にとどまります。
より強力に脱毛ホルモンを阻害するザガーロ(デュタステリド)の場合、EDや性機能への影響は臨床試験でおよそ3〜5%前後とフィナステリドよりやや高めの数値が報告されていますが、大半の服用者は性機能に異常を感じることなく治療を継続しています。副作用の発現率は決して高いものではなく、一部の過激な噂が先行して不安を煽っているのが実情です。