キャンペーン開始当初から現在に至るまで、ポスターやCMのロケ地として選ばれてきた寺院や名所は、京都観光のトレンドを常に先導してきました。第1作となった1993年秋の舞台は定番中の定番である清水寺でしたが、シリーズが進むにつれて知る人ぞ知る隠れた名刹へとスポットライトが当てられるようになります。
紅葉の名所として今や屈指の人気を誇る東福寺や光明寺、散り紅葉の絨毯で知られる蓮華寺や祇王寺、さらには青もみじブームの火付け役となった瑠璃光院など、映像美によってその価値が再発見された場所は枚挙にいとまがありません。駅構内に掲出される大型ポスターの圧倒的なビジュアルは、「今、この瞬間にしか見られない京都」を提示し、リピーターを何度でも古都へ呼び戻す原動力となってきました。