カイロをそのまま捨てると危険?燃えるゴミか不燃か正しい処分法

カイロをそのまま捨てると危険?燃えるゴミか不燃か正しい処分法

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なぜ使い終わったカイロが再び熱を持つ可能性があるのか。その答えは、不織布の袋の中に詰まった原材料にある。主成分は極めて細かい鉄粉であり、これに活性炭、水、バーミキュライト、塩類が絶妙なバランスで配合されている。

カイロが温かくなるのは、鉄が空気中の酸素と結びついて酸化鉄へと変化する際に放出する「酸化熱」を利用しているためだ。ここで活性炭は空気中の酸素を取り込む触媒として働き、塩分は酸化反応のスピードを一気に加速させる役割を担う。

つまり、袋の中にまだ酸化しきっていない鉄粉が残っている場合、再び空気の循環が起きれば化学反応が再開してしまう。だからこそ、反応を完全に終わらせて冷え切った状態に導くことが、安全処分の絶対条件となるのだ。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。