個人宅の連絡先調査を巡っては、ネット上でまことしやかに囁かれている誤解がいくつか存在します。時間と労力を無駄にしないために、知っておくべき3つの盲点を整理しておきましょう。
誤解1:タウンページを使えば個人名でも検索できる?
「ハローページがダメなら、タウンページで探せばよいのでは?」と考える方が少なくありません。しかし、これは明確な誤りです。タウンページ個人名検索はシステム上不可能です。タウンページはあくまで「職業別電話帳」であり、企業、店舗、個人事業主、各種団体がビジネス用途で掲載するための媒体です。個人宅の世帯主名で検索をかけても、該当するデータがヒットすることはありません。
誤解2:過去の掲載データなら個人情報保護法の対象外になる?
「一度公に配られた紙の電話帳なのだから、ネットで再配布しても法的に問題ないはずだ」という言説も散見されます。しかし、個人情報保護法電話帳掲載に関する解釈において、過去に本人が紙面掲載を同意していたとしても、それをデジタルデータ化して検索可能な状態で不特定多数に再頒布・公開する行為は、本人の同意を得ない「目的外利用」および「第三者提供」の制限に抵触する可能性が極めて濃厚です。法規制と消費者のプライバシー意識の変化により、過去のハローページ個人宅ネット検索を公式に復活させる動きは完全に封じ込められています。
誤解3:探したい相手の固定電話番号は今でも生きている?
総務省の総合通信統計によると、日本国内における加入電話(アナログ固定電話)の契約数は劇的な減少を続けています。仮に過去の電話帳から正しい番号を割り出せたとしても、相手が光回線への乗り換え時に番号を変更していたり、固定電話自体を解約して携帯電話一本に絞っていたりする確率が非常に高いのが現在の通信事情です。