二人の接点が生まれたのは、2013年9月に収録された日本テレビ系『ダウンタウンDX』をはじめとするバラエティ番組での共演でした。明治天皇の玄孫(げんそん)という高貴な家柄を背負い、歯に衣着せぬ発言で注目を集めていた竹田恒泰氏と、長年の休養から奇跡的な復活を遂げて音楽活動を再開させたばかりの華原朋美さん。接点のなかった二人の距離は、収録現場で急速に縮まりました。
関係者の証言や当時の報道によると、先に好意を抱き、猛烈なアプローチを仕掛けたのは竹田氏側でした。楽屋裏での熱心な会話にとどまらず、手紙や食事の誘いを通じて好意をストレートに伝達。「もし自分が皇族の身分のままであれば、すぐにでも求婚していた」「君臨すれども統治せず」といった独特の言葉遣いを用いた口説き文句は、後に華原さん自身が情報番組で明かしたことで大きな反響を呼びました。
長期のブランクを経て傷つきやすい精神状態にあった華原さんにとって、自らを肯定し無条件の賛辞を寄せる知性派論客の存在は、大きな精神的支柱に見えたと推察されます。同年11月のイベント取材において、華原さんは「年内にはお返事をしたい」「2年ぶりの恋の予感」と頬を染めながら語り、世間は世紀のロイヤルロマンス誕生かと色めき立ちました。