俳優・東出昌大の原点を遡ると、10代で足を踏み入れたファッションの世界に行き着く。高校時代にメンズ誌のモデルオーディションでグランプリを獲得し、その圧倒的なプロポーションで頭角を現した。やがてその活躍は国内の紙面にとどまらず、世界最高峰のステージへと拡大していく。
華やかなランウェイで脚光を浴びる一方、当時の彼は服を引き立たせる表現者から、人間の泥臭い業を表現する役者への転身を模索していた。順風満帆に見えたモデルの地位を捨て、ゼロから演技の道へと踏み出した勇気。この転身の影にあった葛藤こそが、現在の彼を支える揺るぎない土台となっている。