この会談では、言葉の端々だけでなく立ち振る舞いそのものが物議を醸しました。松本氏は自身の胸に「TEAM DRAGON」と刺繍された防災服を着用し、周囲のスタッフとともに独特の一体感を演出していました。これが後にネット上で「チームドラゴン」と名付けられ、強烈なインパクトを残す要因となります。
知事が入室した際、ポケットに手を入れたまま出迎え、差し出された手を払うように握手を拒んだ仕草は、被災自治体を見下していると受け取られても仕方のないものでした。直前に訪問した岩手県庁でも、達増拓也知事との面会時にサッカーボールを蹴り込むパフォーマンスを行っており、被災者の心情を逆撫でするような振る舞いが連続していたことも火に油を注ぎました。
後の釈明会見で松本氏は「自分は九州の人間でB型、短気なところがある」と自身の気質や血液型を理由に弁解を試みましたが、これが火消しになるはずもなく、世論の反発はさらに激しさを増しました。