柘植の剪定で枯らさない極意|失敗しない時期と刈り込みのコツ徹底解説

柘植の剪定で枯らさない極意|失敗しない時期と刈り込みのコツ徹底解説

柘植の剪定で枯らさない極意|失敗しない時期と刈り込みのコツ徹底解説の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。

ツゲを育てるうえで最大の脅威となるのが、チョウ目メイガ科の害虫「ツゲノメイガ」です。放置すると短期間で木全体の葉を食い尽くされ、レース状の無惨な姿になって枯死へと追い込まれます。

確実なツゲノメイガ駆除方法を確立するには、年2〜3回(主に5月〜6月、7月〜8月、9月〜10月)発生する幼虫の活動初期を叩くことが重要です。葉が糸で綴じ合わされていたり、緑色の小さなフンが地面に落ちていたりしたら発生の初期サインです。見つけ次第、以下の手順で対処します。

【ツゲノメイガ対策の実践ステップ】

  1. 物理的捕殺:綴られた葉の中に潜んでいる幼虫(緑色に黒い筋がある幼虫)を割り箸などで捕殺します。
  2. 薬剤散布:発生初期に「オルトラン水和剤」「スミチオン乳剤」、または天敵微生物を活用した「BT剤」を、葉の表裏および樹冠の内側までたっぷりと散布します。
  3. 越冬予防:秋の終わりに枯れ葉や綴られた葉を取り除き、枝の隙間で越冬しようとする幼虫の潜み場所をなくします。

健やかな成長を支える柘植の育て方と病気予防の基本は、日当たりと水はけの良い環境作りです。特に日陰や湿気がこもる場所では、葉に斑点ができる「すす病」や「褐斑病」が発生しやすくなります。定期的な透かし剪定で風通しを確保し、春先の寒肥(油かすや緩効性化成肥料)で樹勢を底上げしておくことが最良の予防策となります。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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