主人公の愛車だけではない。風吹裕矢のライバルたちが駆った伝説の名車たちもズラリと牙を剥く。ガルウィングドアを天へと誇らしげに掲げるランボルギーニ・カウンタックLP400、有機的な曲線の美しさに誰もが息をのむフェラーリ・ディノ246GT、そして国産スポーツカーの金字塔として君臨するトヨタ2000GT。
1970年代後半、カメラを手にスーパーカーショーへ押し寄せたかつての少年たちは、今や50代、60代を迎えた。しかし、これらの名車と対峙した瞬間、彼らの瞳には当時のギラギラとした情熱が瞬時に蘇る。親子三世代で訪れ、父親が誇らしげに思い出を語り継ぐ姿も、ここでは日常の風景だ。