2006年11月、人気絶頂にあった若槻千夏さんを突然のアクシデントが襲います。極度の体調不良により緊急入院を余儀なくされ、医師から下された診断は重度の神経性胃炎(潰瘍)でした。
後に本人が明かした若槻千夏の休養の真相によれば、身体的な限界だけでなく、精神的にも極限状態に追い込まれていたといいます。「バラエティで求められるおバカなキャラクター」と「本来の自分自身の思考や感覚」とのギャップに苦しみ、自分がテレビで何を話しているのか分からなくなるほどの虚無感に苛まれていました。
約2ヶ月間の絶対安静を経て一時的に現場へ復帰したものの、かつてのように心から笑ってバラエティのひな壇に座ることはできませんでした。「このまま周囲の期待に応えるだけの人生で良いのか」と自問自答を重ねた結果、彼女は事務所の強い引き留めを押し切り、2009年にタレント活動を事実上休止・引退する決断を下しました。人気絶頂での電撃的な身引きは、当時の芸能界に大きな衝撃を与えました。