しかし、火のないところに煙は立たない。実際にマイカーやバイクで北海道へ渡ろうとした旅行者が、数ヶ月前にもかかわらず予約を取れず、SNS上で激しい不満をぶつける事態が多発した。ネットの反応を見ても、「一般車の予約枠が数分で埋まった」「キャンセル待ちすら弾かれる」といった阿鼻叫喚の投稿が相次ぎ、一時的に予約システムへの批判が集中して炎上状態に陥った。
このトラブルの経緯解説として見逃せないのが、トラック航送需要の爆発的増加だ。物流の2024年問題以降、トラックドライバーの労働時間規制が強化されたことで、陸路から海運へのシフトが急速に進んだ。その結果、車両甲板の大部分がシャーシ(貨物トレーラー)で埋まり、乗用車や二輪車へ割り当てられるスペースが物理的に圧迫されたことが、一般ユーザーの怒りを呼ぶ引き金となった。