しめ縄を手作りした後は、正しい設置場所と飾り方の作法を守ることが重要です。神社本庁の一般的な見解に基づくと、神棚にしめ縄を飾る際は「太い元(根元)が向かって右、細い末(先端)が向かって左」となるように取り付けるのが基本です(※出雲大社など一部の神社・地域では左右逆の風習もあります)。
七五三縄を取り付ける場合、垂れ下がった藁が右から「7本・5本・3本」の順に並ぶように整え、その間に「紙垂(しで)」を4枚等間隔に挟み込みます。飾る方角は、神棚が「南向き」または「東向き」に設置されている状態が理想的です。
飾り始めの時期と避けるべき日
正月飾りを設置する時期は、12月13日の「事始め」以降であれば問題ありませんが、一般的には12月28日が最も末広がりで縁起が良いとされています。一方で、「二重苦」を連想させる12月29日や、神様を慌ただしく迎える「一夜飾り」となる12月31日に飾るのは避けるのが古くからの習わしです。
役目を終えたしめ縄の処分方法
松の内(関東は1月7日、関西は1月15日頃)が過ぎた後は取り外し、小正月(1月15日)に行われる地域の「どんど焼き(左義長)」でお焚き上げを依頼するのが最善です。近くでどんど焼きが行われていない場合は、白い半紙の上に飾りを置き、塩を左・右・中央に振って清めた上で、他のゴミとは別の袋に入れて可燃ゴミとして処分するのが丁寧な作法とされています。