週末の午前11時を過ぎると、施設前の国道309号は駐車場待ちの車列で動きが止まる。川沿いの敷地に設けられた駐車スペースは約50台分。観光シーズンともなれば、入庫待ちのハザードランプが川沿いのカーブの先まで延びることもしばしばだ。
現地を幾度も往復して掴んだ混雑回避の黄金律は二つある。一つは「午前9時15分着」の死守。物産館の営業は午前9時から始まっており、名物の串蒟蒻もこの時間には完全に味が染み渡っている。朝の澄んだ空気の中で川のせせらぎを聞きながら朝食代わりにいただく蒟蒻は格別で、何より駐車場の争奪戦が起きない。
もう一つのアプローチが「午後14時半以降」のレイトインだ。南朝の歴史が眠る天川村や洞川温泉へ向かった行楽客が戻り始める前の空白地帯にあたる。もし下市町側からの本線が詰まり始めたら、手前の広橋梅林周辺から広域農道へ迂回するルートを頭に入れておくと、ノロノロ運転のストレスを大幅に削り取れる。Google マップ上ではわずかな時間差に見えても、狭隘区間のすれ違い渋滞に巻き込まれないメリットは極めて大きい。