プロジェクトのマスタープランを手がけるのは、世界的な建築設計事務所フォスター・アンド・パートナーズだ。現代のサッカースタジアム建築において頂点に立つ彼らが描いた青写真には、伝統の赤を基調としながらも、光と風を効率的に取り込む前衛的なキャノピー(大屋根)構造が盛り込まれている。
音響効果を極限まで高めたスタンド設計は、満員の観衆が発するチャントをピッチ上に鋭く反射させ、かつて対戦相手を震え上がらせた圧倒的なホームのアドバンテージをデジタル時代に再現する。さらに、環境負荷を最小限に抑えるカーボンニュートラルなエネルギー循環システムも組み込まれており、次世代スタジアムの国際標準を塗り替える意欲作となっている。