体内へ直接注入するフィラー製剤において、生体適合性と持続性の確保は何よりも優先されるべき課題である。国内の信頼できるクリニックでは、アラガン・ジャパン株式会社が供給する「ジュビダームビスタ」シリーズをはじめとした厚生労働省承認医療機器が治療の主軸を担う。
承認製剤は独自の架橋技術(VYCROSS技術など)により、組織親和性が極めて高く、長期にわたって変形しにくい特性を持つ。未承認の安価な海外製フィラーを低価格で提供する施設も一部に存在するが、アレルギー反応や遅延型肉芽腫といった重篤なリスクを回避するためには、製造工程と安全性が公的に担保された承認製剤の選定が不可欠である。