国内の自動車社会は、いつでもどこでも24時間インフラを享受できた「拡大の時代」を終え、採算性と安全性を両立させるための「インフラ集約の時代」へ突入しています。深夜給油の現状を踏まえ、自身の走行スタイルに合わせた明確な判断基準を持つ必要があります。
深夜ドライブを問題なくおすすめできる人の条件
- 幹線ルートを計画的にトレースできる人:主要国道1号・4号・23号などの幹線や、大型トラックが常時往来する直営フリート店舗の拠点を事前に把握してルート設定ができるドライバー。
- 「残量半分・最低でも1/4ルール」を徹底できる人:燃料残量が半分を切った段階で給油を意識し、1/4(航続可能距離およそ100km〜150km程度)を下回る前に見つけた24時間店舗へ迷わず滑り込める規律を持つ人。
- 公式アプリで事前決済とステータス確認を連動させている人:出走前に経由地周辺の深夜営業SSをブックマークし、無駄な迷走を完全に排除できる計画派。
深夜の長距離移動に慎重になるべき人の条件
- 警告灯が点いてからスタンドを探し始める人:地方の国道や深夜の山間部バイパスでは、深夜営業店舗間の距離が50km以上離れている地域が珍しくありません。この習慣を放置すれば確実に立ち往生を招きます。
- EV・ハイブリッド車の航続距離表示を過信している人:深夜の冷え込みによるバッテリー消費増やエアコン暖房の電力消費によって、表示上の航続可能距離は急激に短縮されます。ガソリン車以上に深夜のエネルギー補給地確保に慎重さが求められます。
- 地方路線や夜間高速道路を無給油で走り切ろうとする人:高速道路上のSS夜間休止が広がる中、「次のSAで入れればいい」という後回しの判断は取り返しのつかない大事故につながります。