メディア露出のたびにネットニュースで話題となる「激痩せ」の噂について、彼女自身は自著やテレビの特番インタビューでその理由を明確に公表しています。その根底にあるのが、10代半ばから30年以上にわたり向き合っている「摂食障害(拒食と過食嘔吐)」と強迫性障害です。
公の場で語られた手記や自著『一度だけ、死のうと思った』『摂食障害。美しさを求め続けた日々の果てに』では、過酷な闘病のプロセスが赤裸々に綴られています。体重の急激な増減や外見の急変に対して、ネット上では心ない憶測や無責任な重病説が飛び交うことも少なくありませんでした。しかし、本人が公表した事実は以下の通りです。
- 発症の契機:10代の頃、母親から「太っていると仕事がなくなる」「みにくい」と体型を否定され続けたことによる強烈な強迫観念。
- 症状の推移:食べ物を一切受け付けなくなる「拒食期」と、過剰に詰め込んでは吐き出してしまう「過食嘔吐期」を周期的に繰り返す慢性疾患。
- 現在の状態:完治を目指すのではなく、病気と折り合いをつけながら「生き延びること」を最優先にした通院治療と自己コントロールの継続。
外見の変化だけを切り取って好奇の目で見るネットの反応に対し、医療関係者や同じ摂食障害に悩む当事者からは、病気の過酷さとスティグマ(偏見)を可視化してくれた功績を評価する声も根強く存在します。