津田学園の教育基盤を支えているのは高校だけではありません。幼稚園から小・中・高までを擁する総合学園としてのスケールメリットが、北勢地域の初等・中等教育に独自の価値を提供しています。
三重県内初の私立小学校として1999年に開校した津田学園小学校は、少人数教育と徹底した英語教育、情操教育で知られています。近年の津田学園小学校の倍率は、学区制に縛られない私立教育を望む共働き家庭や教育熱心な層の流入により、1.3倍〜1.6倍前後の安定した人気を保っています。面接試験ではペーパーテストの出来不出来だけでなく、保護者の教育観と学園理念の合致度合いが厳格に問われます。
続いて、津田学園中学校の受験難易度に目を向けると、四日市南高校や桑名高校などを視野に入れるハイレベルな学力層が「6年一貫コース」を目指して受験する傾向が見られます。偏差値帯としては四ツ谷大塚・日能研基準で45〜50前後(首都圏換算ではなく東海地区私立中基準)に位置し、基礎力と記述力をバランスよく問う良問が揃えられています。中学校段階から先取りカリキュラムを導入し、高校課程への接続をシームレスに行う仕組みは、中高一貫校ならではの明確なアドバンテージです。